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更新日:2018年7月12日
【注記】
2009年より流行した新型インフルエンザ(A/H1N1)については、平成23年3月31日をもって、感染症法第44条の2第3項の規定に基づき、「新型インフルエンザ等感染症」ではなくなりました。また、厚生労働省としては、平成23年4月1日以降、「インフルエンザ(H1N1)2009」という名称を使用しておりますので、
(注)この情報については、今後、流行する可能性のある鳥類の新型インフルエンザの情報として取り扱いください。
新型インフルエンザウイルスとは、鳥類のインフルエンザウイルスが人に感染し、人の体内で増えることができるように変化し、人から人へ感染するようになったものをいいます。
新型インフルエンザの症状は起こってみないとはっきりしません。しかし、通常のインフルエンザより症状は重く、感染した人の中で死亡する人が多く出るかもしれないといわれています。それとともに、人から人へも感染して広がり、急速な世界的大流行を起こす危険性があります。
新型インフルエンザの症状は起こってみないとはっきりしませんが、通常のインフルエンザと同じ、発熱、呼吸器症状、全身の倦怠感、四肢の関節痛、消化器症状、神経症状など全身の症状が出るといわれています。
通常のインフルエンザと同じように飛沫感染、接触感染、空気感染が考えられており、感染の可能性がある期間は、発症した日の24時間前より、解熱した日を0日目として解熱後7日目(患者が12歳以下の場合は発症した日を0日目として発症後21日目)までです。
ウイルスを含んだ大きな粒子(飛沫)が咳・くしゃみ・会話などにより飛散し、他の人の鼻や口の粘膜あるいは結膜に接触することにより感染します。
飛沫は空気中を漂わず、1~2メートル程度しか到達しません。
皮膚と粘膜・傷の直接的な接触、あるいは中間に介在する環境などを介する間接的な接触により感染します。
ウイルスを含んだ小さな粒子(飛沫核)が拡散し、これを吸い込むことによって感染します。
まず、地域の保健所に連絡をして、保健所が指定した「感染症指定医療機関」や「発熱外来(県内で新型インフルエンザが発生したら稼動することになっている)」を指定された方法で受診してください。
通常のインフルエンザか、新型インフルエンザの可能性があるのか医師が診断します。そのための検査も行います。
治療については、現在のところインフルエンザの治療に使われている抗インフルエンザウイルス薬(商品名:タミフル等)が有効と考えられています。
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